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cafe VALENCIA hayama

葉山の隠れ家的カフェ「バレンシア」自家製シフォンケーキをお召し上がりください

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眠れぬ夜


さまざまな事を越え疲れ、短い眠りの夜が続いた。

爽やかな五月晴れの昼。
すうーっと、薄い体がドアを抜けた。
長身、肩にかかる髪。
ゆっくりカウンターから顔を上げ、声をかけた。
外の光で表情は分からない。
動くと透けた服が舞う。
花に誘われ蝶が舞い込んだようだ。
ひと渡り店を見回し、席に着く。
か細く穏やかな声が響く。
湘南の地から、カフェバレンシアを目指したと言う。
ネットで見つけた隠れ家の文字、きっと癒されるだろうと決めて来たと微笑む。
落ち着いたのか、堰を切ったように話し始めた。
何か思い詰めたよう。

震災に遭い、その夜着のみ着のまま逃げた。
津波には遭わず家は無事、だが原発が襲った。
放射能が届かない湘南の地に避難。
家族は離れ離れ、住みかも捨てた。
家は何ともないけど、二度と帰りたくない。
胸を詰まらせ、声に覚悟がみえる。

切なく悲しいんじゃない。
無性に怒り震えた。

今、マドンナは恋に生き始めた。
マドンナの心が癒えることは無いんだろう。
気の済むまで話し、恋人に抱かれ思いっきり泣いたらいい。
それでも尽きなければ、カフェバレンシアがある。

マドンナ達のラブストーリー。
再開は悲しくてm(__)m

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