cafe VALENCIA hayama

葉山の隠れ家的カフェ「バレンシア」自家製シフォンケーキをお召し上がりください

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立冬


霜月、霜降り月とも。
これから霜が降りること、しばし。
一日は快晴、デッキからうっとりと夕焼けを見た。
神無月を上、霜月を下との語呂合わせ、上から下へ流れ師走。
昨日冬至、遂に冬。



湯上がりの卵のようなマドンナ。
つるつる真っ白な顔が、無邪気に綻んでいる。
およそどんなに気分が良いんだろう。
ただただ微笑んでいる。
こんな笑顔を見ていたら、世情憂うことは無い。
マドンナが口を開いた。
『私、寂しいんです』
何で笑っているんだ。
『悲し過ぎて』
マドンナは、彼と仕事を同時に失っていた。
『何もしていないのに』
この無垢な卵、一緒にいると辛くなるんだろう。
ほどほどの幸せが良い。
泣きたくなるほどの幸せ・・・感じた瞬間、奈落が口を開けて待つ。
『大丈夫!』
『はい』
つるつる卵が、うっすら黄味を帯び笑った。
体が、ほっこりしたような。

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